2023/11/06 20:13


6時起床。

窓からサンゴンサーロ・サプカイ市の街並み。

アップダウンが激しく、地形にそのまま建物が建って町が出来た感じです。


スタンダードな朝食でした。

ブラジル版ハムチーズサンドにロミオ&ジュリエット。


ここでも糖度の高いフレッシュフルーツ盛りでした。


白を基調とした明るい食事会場でした。

早朝なので利用者はまばらでした。


ホテル外観。

雰囲気があって素敵なんだけど…。

お湯が出ないとか、鍵がかからないとか、臭いがするとか、色々残念な点が噴出していました…。

でも!野宿や一昔前の山小屋と比べれば全然快適です😊


APAS生産者組合農園に到着到着しました。

お楽しみの視察&買付けカッピングです。


壁にイラストが描かれていて無機質な作業場ではなく、活気を感じました。


コーヒーの精製上、雨水とかよりこういう湧水が一番良いようです。

澄んでいてキレイな水でした。


若き優秀なブラジル気質の生産者さん。

この日のために焙煎した当店の自家焙煎コーヒーをお土産にプレゼントしました。

笑顔で受け取ってくれて記念に写真を撮りました。

&お父さん

&スタッフさん

様になる作業道具達


パッと見広大な北海道の茶畑?みたいな風景に錯覚しますがそんな感じです。


広い農園の移動手段に用意していただいたトラクター。

収穫された気分でした(*^^*)


対コブラ用ヒザ下ガード。

コーヒー農園ではお決まりのようで何度も装着しました。

世紀末ヒャッハー的な見てくれに、着ける度にちょっと強くなった気になりました(笑)


トラクターは悪路な坂道を力強く進み、日本では観る機会のない開けたコーヒー農園の景色を楽しませてくれました。


日本では直接お目見えする機会は極めて稀な、収穫されたばかりのコーヒー豆をあちこちで見かけました。


収穫の職人さんが持っている豆穫り機で豆穫り体験をさせてもらいました。

下手でしたが珍しい体験でとても楽しめました。


葉っぱや枝とかからコーヒー豆だけを選別する作業も体験させてもらえました。

こういう動作をする事がないので体の使い方を想像するところからして難しかったです。


この日の為にブラジルまで持って行った自家焙煎コーヒーを渡しました。

そっくりな農場主の親子さんでした。

笑顔で受け取ってくれてムイトオブリガード!


帰路の車を選べました。

行きはトラクターの荷台だったので、帰りは違うのにしました。

車は全く無知ですが、かなりレトロな感じでした。


内装もまんま時代がかっていました。

未だに現役なのはメンテナンスをし続けているからとの事、納得です。


下りきる途中のグラジレイロ・カッピングラボにて買い付けカッピング。

この時ばかりは皆さんやはりプロの顔つきに変わります。

私も学んだ事を思い出しながら、集中してカッピングに取り組みました。



おもてなしで用意されていたスイーツ。
甘酸っぱい香りが何とも美味しそうでしたが、嗅覚がものを言うカッピング中なのでちょっと…という事で会場からさりげなく移動となりました。

更に移動


コーヒー豆を干しています。


コーヒーの木から実を収穫する移動式マシーンに入ってみました。

日本の洗車機から発想を得て開発製造されたとのような説明を受けました。

こんな細部にも🇯🇵日本と🇧🇷ブラジルのつながりがあるなんて、素晴らしい事だと思いました。

広げる作業。手作業だとこんな感じ。


実際は効率の良いバイクで広げているようです。

味のあるカッコいい農機具バイクでした。

見ていると昔を思い出して、また乗りたい気持ちになりました(^^)


Pamela農園内にて昼食をいただきました。

こちらのマダムも料理上手でした!

豆料理も肉料理も柔らかく奥行きのある味付けで、お米との相性も最高に良かったです。

今旅のブラジル料理がどれも美味しいのは、素材の良さは勿論の事ですが、ブラジル人の味覚や腕がとても優れていている事と、加えて何よりも一緒に楽しもうというノリ&ホスピタリティ精神が旺盛というところからくるものなのかなと思いました。

表面は香ばしく、中はしっとり、そしてジューシー!


キッチンをのぞかせてもらいました。

なるほど炭火も美味しさにひと役買っているのですね!


何気ないフレッシュジュースですが、搾りたてが多く、実は食事を華やかにする隠れた名脇役です。


コーヒーのタンクです。

発酵させているんだったのかな?好気性?嫌気性?

よく聞き取れませんでした💦


何tもありそうなコーヒーチェリーを見ながら、APAS生産者組合農園をあとに。

これにてコーヒー農園視察行程は全て終了となります。

生産者の想い、従事する人達の働きぶり、それぞれの農園事情の違い。

現地に行く事でしか学べない、肌で直接触れたからこそ初めて感じる事が出来る、貴重で特別な経験となりました。


舞台は移り、向かう都市はトレンドや経済の中心、大都会サンパウロです。

それにしても長距離移動には随分慣れました。

サービスエリア的なレストラン&日用品店にて休憩。


町から町への移動途中は高い空と遥かな大地、何処までも続く地平線。

「まさにドラクエの世界観だよ」とはセラード横山氏の言葉。言い得て妙😆


この休憩所辺り迄で、そろそろ素朴で穏やかな人懐っこい田舎地帯は終わりです。

サンパウロは大都会ですが(だからこそ?)、市内全域及び大都市圏が犯罪多発地域とされる平和ボケは命取りな街です。


ファべーラ(ブラジルスラム:貧民街)です。

とても危険な場所なので遠慮目に…。


リベルダージ(日本人街)へ到着しました。

街中の提灯デザインの街灯が昔のままで懐かしい。

今夜はこの街に泊まります。


宿泊先のニッケイパレスホテル。

小学生の頃、ブラジルに入国して最初に泊まったホテルだったのでよく覚えています。


率直な感想ですが、思い出の中のベッドの方が大きく感じました。

これは単純に当時の自分のサイズが小さかったからでしょうね。


日本街なだけあって日本食も豊富でした。

同志皆様方と宴会。


日本円にすると3,000円くらいしたかな?高級ラーメンをいただきました。

麺は歯切れがよく、またスープは出汁の旨みを楽しむあっさりした味でした。


この後お酒等々々を嗜みに夜の街へGO!

そして明日はいよいよブラジル滞在の最終日です。



~Continua(続く)~