2023/09/30 22:05
今朝も疲労感も無くスッキリ4時半に目が覚めました。
疲れていない訳はないので、気が張っているのかもしれません。
食堂へ行くと5時には朝食が並んでいました。
空港近くのホテルならではのサービスでしょうか。
6時チェックアウトなのでゆったり食べられて助かります。
ここでもポンジーニョにハムとチーズをサンドをいただきました。
単純なレシピですが、ブラジルのソフトフランスパンは外はバリッとしていて中はモッチリしています。ハムのジューシーさとチーズのコクが相まって独特な味わいを楽しめます。
盛り付けはシンプルですが味は絶品!
やっと日の出
べオリゾンテ空港へ到着しました。
非常口マーク(ピクトグラム)は世界共通規格ですが、微妙に違う場合があって面白いです。
ブラジルと日本のピクトさんは踵以外そっくりでした。
ちなみに台湾やドバイのはは、もっと必死感が伝わってきますw
「ザ・コーヒー」と言えば、ブラジル発のカフェブランドです。
本場が本物です。
エライニさんとはここでお別れ。
感情豊かで気配りが出来て腕も確かで、とても魅力的な方でした。
⑪で登場したヴィッセンチさんがエンジニアとして活躍していた企業の飛行機を発見しました。
優秀な方なのだと、あらためて思いました。
カンピーナス空港へ到着しました。
75分ほどのフライトでした。
荷台車が連結されていました。
おかげで車内スペースが広々して快適でした。
空が高い!
地平線がどこまでも続いています。
南ミナス・サプカイ地域への移動中に寄ったレストランです。
品数豊富で少しづつよそっても食べきれません。
ブラジルは調理に圧力鍋をよく使うので、肉や豆がとても柔らかく味もしっかり含まれていて美味しいです。
半分位は食べ覚えのあるメニューですが、知らない料理も多く楽しめました。
空港から目的地のAPAS生産者組合農園まで、合計5時間くらいの長距離移動でした。
途中トイレ休暇もあり
ここから先の路面と傾斜の都合で、荷台車を分離しに立ち寄りました。
悪路に入ります。
APAS生産者組合農園に到着しました。
車でも移動し
コーヒー農園を視察しました。
この日の為にロースト&ブレンドした豆でしたが、快く受け取ってくれました。
オブリガード!
コーヒーの木の高さは3mくらいでした。
私自身もコーヒーを育てていますが、葉の、枝の密度が全然違います。
やっぱり本場は凄いです。
視界いっぱいに広がる地平線に吸い込まれるように沈んでいく太陽はとても美しく印象的でした。
しばらく立ち止まって眺めていました。
視察の最後にで、お土産の"自家焙煎 君不去(きみさらず)珈琲 : ブラジルオーガニックブレンド"をプレゼントしました。
この日の為にロースト&ブレンドした豆でしたが、快く受け取ってくれました。
オブリガード!
家やら草花やらの手入れされた空間が、ロケ地のセットように完成された雰囲気を出しています。
人懐っこく気が強いワンちゃん(♀)でした。
「これ(ポンデケージョ)にコレ(ミナスチーズ)挟む、すごく美味しい!」とゼスチャーで勧められた食べ方。
地元では定番との事。
一つ食べて、私にとっての定番にもなりました。
※ポンデケージョはブラジルミナスジェライス州が発祥。
※ミナスチーズはチーズの世界大会で優勝する程の高品質チーズ。
※ポン(パン)・デ・ケージョ(チーズ)に使うチーズはミナスチーズ。
雰囲気が整った家具や小物類で揃えられている記念館や博物館のような建物でしたが、現役の仕事場であり暮らしの場との事です。
ブラジル人の美意識の高さとセンスの良さは、私も見習いたいし身につけたいものです。
今夜の宿、Novo Hotel serra morena。
治安は悪くないとの事ですが、反対側の道路に直寝してる怪しい人がいて、アングルが選べませんでした…。
変わった作りの間取りでした。
フロントからコの字に階段を昇り2階へ上がります。
かと思ったらそのまま今度は1階へまっすぐ降ります。
1番奥の突き当たりが私の部屋でした。
細長い玄関にかべを向いた机。
使い道のない?な間取りでした。
今回の旅で1番日本のホテル常識とは違う宿でした。
アメニティが無い。毛布が毛羽立ってシミが付着している。布団に不衛生な匂いが残っている。鍵が閉まらない。シャワーのお湯が出ない。コンセントに電気が通っていない。等々。
でも、野宿や(一部の)山小屋を思えば安全で快適でした!
夕飯はレストランの外席で賑やかに気持ちよくいただきました。
明日視察する農園主達も合流しました。
ブラジル以外の世界のコーヒー産地の話が聞けたりと、楽しい上に勉強にもなりました。
次はどの国に行こうかと夢が広がります!
~Continua(続く)~